企業のウォーキングイベントで歩数ランキングを公表することのメリット・デメリット

企業での最強健康イベントはウォーキング大会

快眠コーチの角谷リョウです。

僕らLIFREEはいろんな企業様の健康経営のイベントのお手伝いをしているのですが・・・

企業でやるもっともメジャーな健康イベントといえば「ウォーキング大会」です。

手軽に参加できてチーム対抗にもアレンジできて、予算もあまりかからないという最強の健康イベントです。

多くの会社が一度は企画しているのではないでしょうか?

企画する側にあまり負担なく開催できて、参加率も会社によりますが50%を超えることも珍しくありません。

参加率・費用・盛り上がりなど、ほとんどの面で他の健康イベントをしのぎます。

 

 

 

 

ウォーキング大会はやるたびに参加率が下がる

これはどの会社も頭を悩ますことですが・・ウォーキングイベントはよほど工夫しない限り開催するたびに参加率が下がっていきます。

理由はいろいろあるのですが・・最も大きな要因の1つは「歩数のランキング化による弊害」です。

いろんな調査で人は歩数を計測するだけで約2000歩、1日の歩数が増えることが分かっています。

 

 

 

 

 

またイベント型にするとさらに歩数が増えます。

1日の歩数が2000歩以下は生命維持の危険性があり、4000歩以下はメンタルダウンリスクが高いのですが、このようなほとんど歩かない人たちにとっては、健康基準である6000歩を越えれば劇的に健康になれるのでこれは本当に素晴らしいことです。

ただし、これがウォーキングイベントになると6000歩ではランキングの下位の下位です。

チーム対抗ともなれば優勝チームは1日平均38000歩以上だったという話も聞いたことがあります。10分=1000歩なので380分=6時間20分歩いていることになります(笑)

普段ほとんど歩かなかった人にとっては想像もつかないですし、そんなチームに自分が入ってしまったら・・もう地獄でしかないです(涙)

僕の現場での感覚では

ランキングで盛り上がるのは上位数チームだけ

そして、さらにそのチーム内でも一部の人たちは、チームがしているので仕方なく・・というケースも多々あります。

そもそもそんなに歩けるチームは「体育会系」「元々歩く営業系」などウォーキングイベントでなくとも十分歩いている方々のことが多いです。

というわけで、しらけてしまった下位チームは翌年参加を見送り、年々下位チームから参加しなくなっていくスパイラルに陥るのです。

そうなると元々、不健康だったりほとんど歩かない人や運動不足の人のために開催したのに「運動が元々好きな人」しか残らなくなるという望ましくない現象が起こります。

もちろん歩数を見える化することで歩数は増えますし、楽しさを醸し出す効果はあります。

ですが健康系で”競争チック”にしてしまっては必ず「運動苦手な人」から脱落していきます。

歩くことは「手段」であり、歩くことで何が得られるのかを理解すること

これは少しだけ深い話ですが、「歩数」だけにフォーカスしてしまうとイベントが終われば元の歩数に戻ってしまします。

そもそも歩数は1万歩を越えればほとんど健康に寄与しないというデータすらあります。

ただ運動不足の人が日常にウォーキングを入れることで「睡眠が改善されたり」「ストレスが解消したり」「体重が減ったり」「血圧が下がったり」と様々な健康効果が手に入ります。

こういったイベントによって「歩く」ことで自分に得られるメリットを実感してもらうことが何より重要です。

「行動」による「報酬」が歩いた分のキャッシュポイントだけでは習慣化することが出来ません。

LIFREEではこういったイベントの際に歩くことで得られるメリットを理解し、改善成果が見えるように設定するサポートもしています。

やはり運動をつい後回しにしてしまう人たちがこのようなウォーキングイベントを通じて、運動習慣を取り戻し、イベント後も運動が楽しくできるようにつなげていきたいですね!

 

 

 

 

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