【掲載】集英社オンラインに「睡眠のプロが教える5つのアドバイス」を掲載しました。

この度、集英社オンラインさまへご依頼をいただき「睡眠」についての記事を書かせて頂きました。

 

「睡眠は秋を制する者が1年を制す。睡眠のプロが教える5つの快眠アドバイス」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋の夜長を制する者は1年を制す!

 
おそらく多くの方が秋は最も日中過ごしやすく、夜も普通に快眠にできると思われていることでしょう。ところが実際には、
1年で最も気温や気圧が変動する季節ですので、工夫しないとなかなか快眠できないのです。また夏は最も睡眠時間が少なく、
クーラーをうまく使っても快眠できにくいので秋の間に夏の睡眠負債を完済しておかないといけません。

冬から年度末にかけて一般的なビジネスパーソンは、仕事もプライベートも忙しくなるので秋に快眠が得られるかどうかは非常に重要なことなのです。

今回は実際の睡眠指導で改善率の高い、秋に快眠できる5つのポイントを解説していきます。

 
 

① 布団を2種類使う

秋の夜は夏ほどではないですが暑くて寝苦しい日もあれば、少し寒いくらいの日もあったり、

寝るときは暖かくても夜中や早朝はかなり寒いなど、寒暖差の対策が難しい日が多くあります。

夏と違ってほとんどの方は秋にエアコンで室温調整せず、布団をかけたりかけなかったりして調整するので十分な温度調整ができず、快眠できないことが多いようです。この場合、夏用の薄い掛け布団やタオルケットと冬用の羽毛布団の2種類を用意して寝るのが最も有効な対策法となります。

よくあるパターンが、寝る時には夏用布団をかけ、夜中に寒くなったら冬用の布団に変えるパターンです。布団をすぐ横に置いておけば、ほぼ無意識で起きた感覚もなく布団が入れ替わっていることが多いです。

さすがに足元に置いた別の布団を取ると、少し起きた感覚がありますが、布団をわざわざ出してくることを思えば、ほとんど睡眠に支障のないレベルです。秋も後半になればさすがに夏用の布団を使うことはありませんが、秋の前半・中盤には非常に有効な快眠対策です。

 

② 低気圧時の耳マッサージ

秋の平均気圧は高くもなく低くもなく快眠しやすい季節なのですが、日本では秋になると台風(熱帯低気圧)が何度かやってきます。

梅雨時期と違ってずっと低気圧というわけではありませんので、自分が住んでいる地域が低気圧地域になる時、または少し前に低気圧対策をすれば十分快眠を取ることが可能です。

自分の住んでいる地域が低気圧になるタイミングは一般的な天気予報でも分かるのですが、「頭痛―る」というアプリを使えば簡単にいつ・どれくらいの低気圧になるのか教えてくれます。ですからまず秋は低気圧情報に少し注意してみてください。そして低気圧が来る少し前に「くるくる耳マッサージ」を行なってください。

この「くるくる耳マッサージ」は耳を上下に5秒ずつ引っ張ったら、横に5秒引っ張り、その後5回耳を回すというとても簡単なマッサージです。(ネットで検索すればすぐに出てきます)

最近は5人に1人が「低気圧不調」を患っているといわれる中、効果があるとされるのがこの「くるくる耳マッサージ」です。実際に快眠指導の現場でも、低気圧だと睡眠不調になりがちな人にしていただくと効果を感じて寝やすくなる方が大半です。

このくるくる耳マッサージは天気痛ドクターの佐藤純先生が考案したものです。低気圧で不調になりやすい人は気圧のセンサーである耳の奥にある内耳周りの血流が悪いことが原因のことが多いので、耳周りのマッサージで血流を改善させようというのが狙いだそうです。

私はそこまで低気圧で不調を感じる方ではありませんが、やはり梅雨や台風時にはこのマッサージを行うと気分が改善される感じがします。

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実際に睡眠セミナーを取り入れようとした場合、どこの企業に依頼すれば良いか迷ってしまう方も多いでしょう。

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独自設計された睡眠プログラムは、最初に従業員への調査を実施し、その後一歩踏み出すためのセミナーを開催します。

 

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8週間で睡眠・食事・運動を総合的にアプローチし、セルフマネジメント力を向上させる「Well-beingプログラム」を実施し、

最終的には企業内においてリーダー育成を図り、従業員全体の健康管理を図れるようにする内容です。

 

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