みなさん、こんにちは!突然ですが、みなさんは「人的資本経営」という言葉を知っていますか?
端的に人的資本経営とは、企業が従業員の能力・スキル・知識・経験などを組織の資産として管理し、
育成することを指します。
そんな人的資本経営の考え方に代表される現代の社会の潮流として、
従業員の育成に投資を行っているのか、
健康施策を行っているのか、
従業員のエンゲージメント向上に取り組んでいるのか、
といった問いが企業に投げかけられています。
従業員は企業の最大の財産であり、その能力を最大限に発揮するためには、
その健康な体と心が必要不可欠であるのは疑いようがありません。
その健康を保つために最も重要であるとも言えるのが、充実した睡眠であるのです。
では、そもそも睡眠って企業にとってどんな意味があるのでしょうか。
みなさんもご存じの通り、睡眠は体を休めるだけでなく、精神にとっても重要な働きをします。
睡眠中には脳の中で情報の整理・処理が行われ、新しい知識やスキルを習得しやすくなります。
また、睡眠不足が続くと、ストレスや不安の原因になり、身体的・精神的な健康に悪影響を与えます。
さらに、睡眠不足は、認知機能の低下や判断力の低下、注意力の散漫化なども引き起こします。
つまり、睡眠は従業員のパフォーマンスを支える、縁の下の力持ちであるのです。(詳しくは次回の記事で)
こうした睡眠不足の問題は、企業の生産性にも悪影響を与えます。
従業員が疲れていたり、集中力が欠けたりすると、業務のミスやミスコミュニケーションが発生しやすくなります。
また、長時間労働や夜勤などの不規則な勤務スケジュールが続く場合には、従業員の健康に悪影響を与え、長期的には企業の競争力を低下させる可能性があります。
こうした問題を解決し、さらなる生産性やパフォーマンスをうむために、睡眠改善の取り組みを行う企業も実際に増えてきています。
具体的には、以下のような取り組みが考えられます。
① 従業員に睡眠の重要性についての啓発を行います。まずは睡眠不足が日常的なパフォーマンスや健康に無意識かつ大きな悪影響を与えることを知り、睡眠の充足に向けて自分にあった睡眠スタイルの探求を促すことが大切です。
② 次に、実際の従業員の方々が自らの生活習慣や睡眠を顧みて、健康施策PDCAサイクルをうまく回していくことが非常の重要です。ここで職場のチームメンバーと情報共有やインタラクションを行うことで、個人にとってもチームにとっても効果的な関係性やコミュニケーションを築くこともできます。
③ 勤務スケジュールの改善も必要です。従業員の睡眠時間を確保するために、長時間労働や夜勤などの不規則な勤務スケジュールを避けることが望ましいです。また、休暇制度の充実やお昼寝制度、ストレス解消の取り組みなども、睡眠改善につながります。
また、これらの取り組みは、従業員の健康・生産性向上につながるだけでなく、企業の競争力向上にも波及する力を持つものです。
従業員が充実した睡眠をとることで蓄積した疲れやストレスから解放され、エンゲージメントの高まりや仕事への集中力の向上がもたらされるでしょう。
また、従業員の健康が保たれ長期的な就業につながることで、企業にとっても安定した人材確保ができるようになります。
しかし、こうした取り組みはいくら企業が積極的に行ったとしても、最終的には個人の取り組みがそのベースとなります。
ここで大切なのは、従業員自身が自らの生活習慣に意識を向け、自己管理をきちんと行い続けられることです。
睡眠でいえば適切な睡眠時間を確保する、就寝環境を整えるといったことがあげられますが、これらは意外と意識しにくいものだったり、一人では始めにくいものだったりするのも事実です。
そこで企業に求められているのは、従業員の方にそうした健康意識や睡眠改善を行う上での入り口をつくってあげることであるのかもしれません。
そうして睡眠改善は、企業と従業員の共同の取り組みによって効果を持つものにすることができます。そしてより健康で生産的な職場環境が実現されます。
そして、それらはあくまで、従業員の方々自身が積極的かつ持続的になれるものないと意味がない、とLifreeは考えています。
睡眠改善の重要性は、現代社会においてますます高まっています。
睡眠不足による健康問題や生産性低下が社会問題化してきており、それぞれの企業がそこで果たすべき、果たせる役割は大きなものです。
ここにおいて、従業員の睡眠改善に積極的に取り組むことは、企業の社会的責任としても大きな意義を持っているといえます。
そして、それは確実に働く個人の心身のWell-Beingや、企業全体の生産性にも繋がっているのです。
ぜひこの記事であらためて健康経営や睡眠改善に関して興味を持っていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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