
8時間寝られないから不調だと思い込んでいるビジネスパーソンへ
「睡眠は8時間必要」
あなたも一度は、どこかでこの言葉を目にしたり、聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。
・健康情報の記事
・テレビやSNS
・医師や専門家のコメント
そして気づけば、
「8時間寝られていない自分=睡眠不足」「だから調子が悪いのは仕方ない」
そんなふうに、
“数字”を基準に睡眠を評価するクセが身についてしまっている人が
実はとても多いのです。
私たち Lifree株式会社 にも、
ビジネスパーソンの方から、こんな相談が日々届きます。
・「8時間寝なきゃと思うほど、プレッシャーで眠れません」
・「6〜7時間しか寝られず、ずっと不安です」
・「睡眠時間が足りていない“気がして”疲れます」
ですが、ここで一つお伝えしたい大切なことがあります。
睡眠の不満=睡眠時間が短いから、とは限りません。
むしろ、
「8時間寝なければいけない」という思い込みそのものが、
睡眠の質を下げているケースも非常に多いのです。
この記事では、
・なぜ「8時間睡眠」が広まったのか
・本当に人は8時間眠る必要があるのか
・睡眠時間よりも大切な視点とは何か
・忙しいビジネスパーソンが見るべき“本当の指標”
を、科学的根拠と現場経験の両方から、分かりやすく解説していきます。
目次
出どころは「平均値」であって「絶対値」ではない
「8時間睡眠」という考え方の背景には、
海外の大規模研究やガイドラインがあります。
たとえば、米国国立睡眠財団(National Sleep Foundation)は、
成人の推奨睡眠時間を 7〜9時間 としています。
ここで重要なのは、
・7〜9時間=幅がある
・8時間は“真ん中の目安”にすぎない
という点です。
つまり「8時間=全員に必要な正解」ではない
にもかかわらず、
情報がシンプルに伝わる過程で、
・「8時間が理想」
・「8時間寝ないとダメ」
という強いメッセージだけが一人歩きしてしまったのです。
遺伝・生活・仕事で必要量は変わる
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構などの研究でも、
・遺伝的要因
・年齢
・生活習慣
・日中の活動量
によって、必要な睡眠時間には個人差があることが示されています。
実際、現場でも
・6〜6.5時間でも日中パフォーマンスが高い人
・7時間前後が最も調子がいい人
・8.5時間以上寝ないと回復しにくい人
と、本当にバラバラです。
にもかかわらず
「自分は8時間寝られていない」「だからダメなんだ」
と他人の基準で自分を評価してしまうことで、不必要な不安やストレスを生んでしまいます。
プレッシャーが交感神経を刺激する
「今日は8時間寝ないと」
「もうこんな時間、あと◯時間しか寝られない」
こう考えた瞬間、
脳と体はどうなるでしょうか。
・焦り
・緊張
・不安
これらはすべて、交感神経を優位にする要因です。
つまり、眠ろうと頑張るほど、眠れない状態を自分で作っている
という矛盾が起きてしまうのです。
Lifreeのサポートでも、
・睡眠時間へのこだわりを手放した途端に眠れるようになった
・「8時間」という数字を見なくなったら中途覚醒が減った
というケースは、決して珍しくありません。
人の睡眠は「量」より「サイクル」
人の睡眠は、約90分周期で
・ノンレム睡眠(深い眠り)
・レム睡眠(脳の整理・感情処理)
を繰り返しています。
このサイクルがきちんと回ることが、
・疲労回復
・集中力
・判断力
・メンタルの安定
に直結します。
極端な話、7時間でもサイクルが整っていれば回復する
8時間でも浅い眠りが続けば疲れは残る
ということは、十分に起こり得るのです。
睡眠時間ではなく「日中」を見てください
「自分に合った睡眠時間」を知る最も簡単な方法は、
日中の状態をチェックすることです。
チェックポイント
・朝、極端な苦痛なく起きられる
・午前中に強い眠気が出ない
・会議や作業中の集中力が保てる
・夕方までエネルギーが持つ
・休日に“寝だめ”したくならない
これらが満たされているなら、あなたの睡眠は“足りています”
たとえ6.5〜7時間であっても、無理に8時間に近づける必要はありません。
私たちLifreeでは、睡眠をこう定義しています。
「睡眠とは、時間を満たすものではなく、日中をよく生きるための回復手段」
だからこそ、
・何時間寝たか
・世間の理想と比べてどうか
ではなく、
・自分が回復できているか
・仕事や生活に集中できているか
を最優先に考えます。
「8時間寝なければ」という呪縛を外した瞬間、
睡眠が“敵”ではなく“味方”に変わる人を、私たちは何人も見てきました。
・8時間睡眠はあくまで平均的な目安
・必要な睡眠時間は人によって違う
・数字へのこだわりが睡眠の質を下げることもある
・本当に大切なのは、日中のパフォーマンスと回復感
もしあなたが今「8時間寝られていないからダメだ」
と感じているなら、まずはその考えを、今日だけ手放してみてください。
睡眠は、正しく理解すれば
あなたの最大のパフォーマンス資源になります。
無理に8時間を目指さなくても大丈夫。あなたに合った睡眠は、必ず見つかります。
質の高い睡眠は、日々の生活習慣と環境の見直しから始まりますね!
上記の方法を実践することで、眠りの質が向上し、日中のパフォーマンスも高まる1つになるでしょう。
しかし、個人差があったり一般的に言われている改善ではなく個人に合わせた睡眠不足や不眠に悩む場合
専門的なサポートが必要となることもあります。
Lifree株式会社では、睡眠に関する専門的なアドバイスやサポートを提供しておりますので
お悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。