「朝から眠気が抜けない」「午後になると集中力が落ちる」
そんな悩みを抱えるビジネスパーソンは少なくありません。
Lifreeがこれまで180社・10万人以上のビジネスパーソンをサポートしてきた中でも、
多くの方が共通して挙げる課題が「日中の眠気とパフォーマンス低下」です。
近年は健康志向のコンビニ食品も増え、
選び方次第で“眠気を覚ます”リセットフードを手軽に取り入れることができます。
本記事では、
眠気の仕組み(体内時計・深部体温・血糖値)
コンビニで買える眠気覚まし食
Lifreeが企業サポートの現場で感じた実践的なヒント
を、エビデンスと実績に基づいて解説します。
眠気の原因は単なる寝不足だけではありません。
私たちの身体は、体内時計と深部体温、そして血糖値の変化という3つのリズムで覚醒をコントロールしています。
昼食後、甘い菓子パンや砂糖入り飲料を摂ると、一時的に血糖値が上がります。
その後、インスリン分泌によって急激に血糖値が下がることで、脳のエネルギーが不足し、強い眠気を感じやすくなります。
Lifreeが企業で実施する健康サーベイでも、「昼食後の強い眠気」を感じる社員の多くが、食後に糖質の多いパンや飲料を摂っている傾向が確認されています。
人間の体は1日の中で深部体温(身体の中心温度)が上下します。
朝は上昇し、活動を促す「覚醒モード」に。
一方、昼食後の13〜15時頃には一時的に深部体温が下がるため、自然と眠気が強まります。
これは健康な人でも起こる生理的現象であり、この時間帯の食事内容や行動で午後の集中力が大きく変わります。
食後は副交感神経が優位になり、身体が“休息モード”になります。
そのまま座り続けると血流が胃腸に偏り、脳への酸素供給が減ることで眠気が強くなります。
Lifreeが企業研修で推奨しているのは、「食後15分の軽い動き」。
ウォーキングや階段利用など、体を少し動かすことで血流を促し、眠気が和らぎやすくなります。
午後の眠気を防ぐには、食事で「血糖値」「体温」「覚醒ホルモン」をコントロールすることが大切です。
低GI食品(食後の血糖上昇がゆるやかな食品)を選ぶと、眠気を抑えられます。
おすすめ:
玄米・雑穀米のおにぎり(セブン「もち麦おにぎり」など)
ナッツ類(素焼きタイプ)
ゆで卵
企業導入現場でも、昼食でこれらを取り入れた社員は、午後の集中度(主観評価)が高い傾向が見られます。
タンパク質は、覚醒を促す神経伝達物質「ドーパミン」「ノルアドレナリン」の材料。
血糖の乱高下を防ぐ働きもあります。
おすすめ:
サラダチキン(プレーン・ハーブ)
チーズ
豆腐バー(ローソンなど)
カフェインは脳内の眠気物質アデノシンを抑制し、短時間で覚醒効果を発揮します。
おすすめ:
無糖コーヒー(ホット・アイス)
緑茶(カフェイン+テアニンで集中力サポート)
ブラックチョコレート
ただし、摂取は午後2時までが理想です。
それ以降のカフェインは、夜の深部体温が下がりにくくなり、睡眠の質を低下させることがあります。
脳の代謝と血流を助け、眠気を抑える栄養素も重要です。
おすすめ:
バナナ(ビタミンB群・カリウム)
野菜ジュース(糖分控えめ)
海藻サラダやカップ味噌汁
これらは、睡眠の質を整える上でも欠かせない栄養素です。
もち麦おにぎり(鮭・梅しそ)
サラダチキン(プレーン/ハーブ)
ブラックコーヒー
素焼きミックスナッツ
グリルチキン(スパイシー)
ライザップコラボ低糖質パン
バナナ
ブランパンシリーズ(低糖質・食物繊維)
豆腐バー(プレーン・バジル)
ロカボナッツ
いずれも血糖値を安定させ、体温リズムを崩しにくい組み合わせです。
眠気を悪化させる代表的な食品は以下の通りです。
菓子パン:糖分と脂質で血糖値が乱高下
揚げ物:脂質が多く、消化に時間がかかる
甘い清涼飲料水:急激な血糖値上昇→低下で眠気を助長
エナジードリンク:短期的覚醒の後、反動で倦怠感
Lifreeでは、こうした一時的な「刺激」よりも、体のリズムを整える食選びを推奨しています。
コンビニ食だけでなく、午後の眠気を防ぐために実践したい行動があります。
1️⃣ 水分補給をこまめに
眠気の一因は軽い脱水。水を一杯飲むことで血流と酸素供給が改善します。
2️⃣ 姿勢を正す
猫背になると酸素摂取量が減り、眠気が強まります。背筋を伸ばし、肩を開いて呼吸を深めましょう。
3️⃣ 軽いストレッチで深部体温を上げる
首回し・肩回し・屈伸など、1〜2分の動きで交感神経が刺激され、眠気をリセットできます。
導入企業の社員からも、「午後に軽く体を動かすだけで集中が戻る」「眠気が減った」といった声が多く寄せられています。
Lifreeは「睡眠=夜の話」ではなく、日中のパフォーマンスを支える基盤と捉えています。
睡眠不足を“寝だめ”で補うのではなく、日中の体内リズムを整えることで、結果的に夜の睡眠も安定します。
Lifreeがサポートした企業では、
不眠スコア(AIS)50.6%改善
メンタル数値36.5%改善
eNPS(エンゲージメント)29.5%向上
といった効果が確認されています。
つまり、眠気対策も睡眠改善も「同じリズムの話」。
食・光・体温・行動を整えることで、社員一人ひとりの集中力と幸福度は確実に変わっていきます。
眠気を覚ますコンビニ食の選び方はシンプルです。
血糖値の乱高下を避ける
深部体温を一定に保つ
タンパク質とビタミンで脳をサポート
コンビニは、ただの買い物場所ではなく「眠気リセットステーション」。
正しく選ぶことで、午後の眠気もパフォーマンス低下も防げます。
Lifreeでは、企業と個人に向けて「働く人の睡眠改善プログラム」を提供しています。
眠気を根本から防ぎたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
「仕事が忙しくて睡眠時間を確保できない」「寝ても疲れが取れない」という方は、
睡眠の専門家に相談することで解決策を見つけることができます。
Lifree株式会社では、ビジネスパーソン向けに
パフォーマンスを最大化するための睡眠改善プログラムを提供しています。
睡眠の質を高め、日中の生産性を向上させる具体的な方法を知りたい方は
ぜひLifree株式会社までお問い合わせください。