おはようございます。
睡眠の専門家、Lifree株式会社の高橋です。
突然ですが、あなたは最近こんな疑問を感じたことはありませんか?
・若い頃より眠りが浅くなった気がする
・夜中に目が覚める回数が増えた
・たくさん寝ても疲れが取れない
・「自分に合う睡眠」が分からなくなってきた
40代以降になると、睡眠は量よりも「違和感」として
不調を感じ始める方が非常に多くなります。
そこで今回は少し視点を変えて、
人間以外の生き物の睡眠をヒントにしながら、
・そもそも「睡眠とは何なのか」
・なぜ眠り方は生き物ごとに違うのか
・その中で「40代の人間」はどう眠るべきか
を、睡眠の専門家の視点でわかりやすく解説していきます。
目次
イルカは「脳を半分ずつ」眠らせている
イルカの睡眠パターン
イルカは「片脳睡眠(へんのうすいみん)」と呼ばれる、非常に特殊な眠り方をします。
左右どちらかの脳を休ませ、もう片方を起こしたまま眠るのです。
そのため、
・泳ぎながら眠れる
・呼吸を止めない
・外敵や環境変化に反応できる
という、生存に特化した睡眠をしています。
イルカの睡眠時間と質
イルカの総睡眠時間は1日4〜8時間ほどですが、
私たちのように「完全にオフ」になる深い眠りはほとんどありません。
それでも生きていけるのは、
眠りの目的が「回復」ではなく「生存」だからです。
40代以降の私たちへのヒント
ここで大切なのは、人間がイルカのように眠ろうとしてはいけない
ということ。
40代でよくある
「常に頭が動いている」「寝ても脳が休まらない」状態は、
人間がイルカ的な眠りに近づいてしまっているサインです。
人間は「両脳をしっかり休ませて回復する生き物」。
ここを間違えると、慢性的な疲労・メンタル不調につながります。
キリンは「超短時間・超警戒」で眠る
キリンの睡眠時間は驚異の短さ
キリンの睡眠時間は、1日わずか30分〜2時間程度。
しかも、
・数分〜数十分の短い眠りを繰り返す
・昼夜問わず分割して眠る
・常に外敵に警戒している
という「多相睡眠」です。
なぜそんな眠り方なのか?
理由はシンプルで、首を下げて眠る=命の危険があるから。
野生環境では、
・深く眠る
・長く眠る
こと自体がリスクなのです。
40代の私たちへのヒント
40代の睡眠不調で多いのが、
・仕事
・家庭
・親のこと
・将来不安
などによる、無意識の警戒モード。
つまり「安全な環境にいるのに、脳が休まっていない」状態です。
これは、現代人が“キリン化”している状態とも言えます。
眠れないのは意志の問題ではなく、
脳が「まだ安心できない」と判断しているだけなのです。
魚は「動きながら浅く」眠る
魚の睡眠は種類によって大きく異なります。
・水底でじっと眠る魚
・岩陰で休む魚
・マグロのように泳ぎ続けながら眠る魚
共通しているのは、眠りが浅いことが多いという点です。
魚の睡眠の目的
魚の睡眠は主に、
・エネルギーの節約
・最低限の回復
が目的と考えられています。
40代の私たちへのヒント
スマホを見ながらうたた寝、テレビをつけたまま眠る、
ベッドに入っても頭が動いている…。
これはまさに、人間が魚のような「浅い睡眠」をしている状態
40代で「寝た気がしない」原因の多くは、
深い睡眠に入れていないことにあります。
人間の睡眠は「回復するため」にある
人の睡眠は「サイクル」が重要
人間の睡眠は、
・ノンレム睡眠(深い眠り)
・レム睡眠(脳の整理・感情処理)
が、約90分周期で繰り返されます。
このサイクルがしっかり回ることで、
・身体の修復
・脳の疲労回復
・感情の安定
が起こります。
40代で起きやすい睡眠の変化
40代になると、
・深い睡眠が減る
・夜中に目が覚めやすくなる
・早朝覚醒が起きやすくなる
これは老化ではなく、生活リズム・ストレス・ホルモン変化の影響です。
Lifreeが睡眠サポートで大切にしていること
私たちLifreeには、
睡眠に悩む方から、こんな声が多く届きます。
・「ちゃんと寝ようとしているのに眠れない」
・「何が正解か分からなくなった」
・「若い頃の睡眠に戻りたい」
ここで私たちが必ずお伝えするのは、「動物の真似をしないこと」
そして、「今の自分に合った眠り方を設計すること」
40代以降の睡眠は、
・長さよりも質
・気合よりも環境
・我慢よりも整える
が何より重要です。
まとめ|生き物は違う。でも「眠る理由」は同じ
イルカも、キリンも、魚も、それぞれの環境に適応した眠り方をしています。
そして共通しているのは「生きるために、眠っている」ということ。
40代の私たち人間は、
・仕事
・家庭
・社会的役割
を担いながら、回復しながら生きる必要がある生き物です。
だからこそ、
・眠れない自分を責めない
・若い頃と比べない
・自分の睡眠を理解する
ことが、何より大切です。
睡眠は才能ではありません。整え方を知れば、必ず変わります。
少しでも「自分の眠りを見直してみようかな」と感じていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
