
こんにちは。
睡眠改善の専門家、Lifree株式会社の高橋です。
・「布団に入っても頭が冴えてしまう」
・「夜中に目が覚め、その後なかなか眠れない」
・「寝たはずなのに、朝から疲れている」
そんな悩みを抱えながら、
「トリプトファンが睡眠にいいらしい」という情報を
ネットやSNSで見かけたことはありませんか?
実はこのトリプトファン、
単なる“睡眠に良い栄養素”ではなく、
・睡眠の質
・ストレス耐性
・集中力・判断力
・メンタルの安定
といった、ビジネスパーソンの土台を支える非常に重要なアミノ酸です。
本記事では、
・トリプトファンとは何か
・睡眠とどう関係しているのか
・ビジネスパフォーマンスにどんな影響があるのか
・どう摂るのが「本当に効果的」なのか
を、睡眠専門家の視点でわかりやすく解説します。
トリプトファンは「体で作れない」
トリプトファンは必須アミノ酸の一つです。
つまり、体内では合成できず、必ず食事から摂る必要があるという特徴があります。
そしてこのトリプトファンは、
睡眠とメンタルに深く関わるホルモンの材料になります。
睡眠ホルモンができる流れ
トリプトファンは、体内で次のように変化します。
①トリプトファン
②→ セロトニン(日中の安定・安心のホルモン)
③→ メラトニン(夜の睡眠ホルモン)
この流れがスムーズに回ることで、
・日中:気持ちが安定し、集中できる
・夜:自然な眠気が訪れ、深く眠れる
という状態が作られます。
つまり、トリプトファン不足=睡眠とメンタルの土台不足
と言っても過言ではありません。
Lifreeが企業で実施してきた睡眠サーベイやヒアリングでも、
トリプトファン不足が疑われる生活パターンは非常に多く見られます。
こんな人は要注意
・朝食を抜きがち
・昼はパン・麺類だけで済ませる
・夜はコンビニや外食が中心
・カフェイン摂取量が多い
・ストレスが慢性的に高い
これらが重なると、
・トリプトファン摂取量が不足
・セロトニンが作られにくい
・夜にメラトニンが分泌されにくい
という悪循環に陥ります。
【睡眠とマグネシウムの関係とは】科学で読み解く“快眠ミネラル”の効果と注意点
睡眠面の影響
・寝つきが悪い
・夜中に目が覚めやすい
・眠りが浅い
・朝スッキリ起きられない
仕事・パフォーマンスへの影響
・集中力が続かない
・判断が遅くなる
・ミスが増える
・イライラしやすい
・ストレス耐性が下がる
これらは「気合」や「根性」で解決する問題ではなく、
生理的な材料不足が原因であることも多いのです。
以下は、日常的に取り入れやすい食品です。
| 食品 | トリプトファン含有量(100gあたり目安) |
|---|---|
| 魚(マグロ・カツオ) | 約270mg |
| 鶏肉 | 約250mg |
| 大豆製品(豆腐・納豆・豆乳) | 約200mg |
| 乳製品(ヨーグルト・チーズ) | 約190mg |
| 卵 | 約190mg |
| ナッツ類(アーモンド・くるみ) | 約190mg |
| バナナ | 約10mg |
※バナナは量自体は少ないですが、ビタミンB6を含み、変換を助けます。
朝に摂るのが重要な理由
実はトリプトファンは、
夜ではなく「朝」に摂ることが重要です。
理由は、
・朝〜昼:トリプトファン → セロトニン生成
・夜:セロトニン → メラトニン変換
という時間差があるため。
▶︎ 朝食を抜くと、夜に眠気を作る材料がそもそも足りなくなります。
① 炭水化物と一緒に摂る
トリプトファンは、
単独よりも炭水化物と一緒の方が脳に届きやすくなります。
例:
・ごはん+納豆
・トースト+チーズ
・バナナ+ヨーグルト
② ビタミンB6を意識する
トリプトファンをセロトニンに変えるには、
ビタミンB6が必要です。
・バナナ
・鶏肉
・マグロ
などを組み合わせるのがおすすめです。
③ 夜は「消化に負担をかけない」
夜に重たい食事をすると、
睡眠の質そのものが下がります。
夕食は、
・豆腐
・魚
・少量の炭水化物
など、軽め+トリプトファンを意識しましょう。
朝日を浴びる
朝の光は、セロトニン分泌を強力に促します。
トリプトファン+光で、睡眠ホルモンの回路が整います。
カフェインを摂りすぎない
カフェイン過多は、
・セロトニンの働きを妨げ
・夜のメラトニン分泌を抑制
します。
特に夕方以降は要注意です。
「トリプトファンサプリを飲めばいいの?」
という質問もよく受けます。
結論としてLifreeでは「まずは食事と生活習慣を整えることを最優先」
としています。
サプリは補助的には使えますが、
・吸収リズム
・光・運動・食事との連動
が整っていないと、
期待した効果が出にくいケースが多いからです。
Lifreeが企業で睡眠改善プログラムを行う際も、
・朝食改善
・トリプトファン摂取
・光・生活リズム調整
を組み合わせることで、
・寝つき改善
・中途覚醒減少
・ストレス指標の改善
・日中の集中力向上
が短期間で見られるケースが多くあります。
・トリプトファンは睡眠ホルモンの原料
・睡眠だけでなく、メンタル・集中力にも影響
・朝に摂ることが夜の眠りを作る
・食事+生活習慣のセットが重要
トリプトファンは、「寝るための栄養」ではなく
「1日を整えるための栄養」です。
睡眠に悩んでいるなら、
まずは今日の食事から見直してみてください。
小さな選択の積み重ねが、
あなたの眠りと仕事の質を確実に変えていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「仕事が忙しくて睡眠時間を確保できない」「寝ても疲れが取れない」という方は、
睡眠の専門家に相談することで解決策を見つけることができます。
Lifree株式会社では、ビジネスパーソン向けに
短時間睡眠でもパフォーマンスを最大化するための睡眠改善プログラムを提供しています。
睡眠の質を高め、日中の生産性を向上させる具体的な方法を知りたい方は
ぜひLifree株式会社までお問い合わせください。