みなさんこんにちは!
睡眠の専門家Lifreeの高橋です。
少しずつ暖かくなってきて桜ももう満開ですね。
しかしそんな素晴らしい景色とは裏腹に多くの日本人がこの時期に悩まされるのが、「花粉症」。
そこで、今回のテーマは「花粉症と睡眠」です。
一般的に花粉症は、春先に発生するスギやヒノキなどの花粉に反応して起こるアレルギー症状で、鼻や目などに様々な問題を引き起こします。
筆者自身も頻発するくしゃみと目の痒みなどに絶賛悩まされており、せっかくの春が全然楽しめない。。。
実はこの花粉症が知らず知らず睡眠に悪影響を及ぼしているかも。
本稿では、花粉症による睡眠障害とその対策について取り上げます!
まず花粉症による睡眠障害には、ざっくりと次のような種類が考えられます。
くしゃみや鼻づまり、目の痒みや痛みの症状が強くなるため、眠れなくなる。
鼻づまりによって呼吸が困難になり、浅い睡眠状態が続く。
結果として夜間の眠りが浅くなり、日中の眠気や疲れが生じる。
上記は免疫力の低下やその他心身のパフォーマンスの低下を招き、負のスパイラルに陥っている可能性も考えられます。
花粉症が睡眠を介して様々な障害に連鎖する可能性も大いにあるのです。
では、こうした花粉症と睡眠の間の嫌な連鎖を断ち切る、あるいは双方を改善するにはどうしたらいいのか。
花粉症による睡眠障害の対策として、次のような方法があります。
部屋の換気を良くし、エアコンのフィルターを定期的に交換することで、花粉を取り除きます。また、マスクを睡眠中に着用することで花粉を防ぎ、鼻づまりによる喉の乾燥なども防ぐことができます。
快適な睡眠環境を整えることで、睡眠の質を高めていきます。例えば、寝る前に少しずつ部屋を暗くし、音を遮断することなどで、安らかな睡眠状態を入っていくことができます。
花粉症による鼻づまりを改善するために、鼻うがいや吸入器を活用することで、睡眠の質を向上させることもできるでしょう。
花粉症による睡眠障害を改善するために、健康的な生活習慣を取り入れることもとても重要です。例えば、運動やバランスの良い食事を心がけることで、免疫力を高めることができます。
近年では、睡眠を計測し、改善するためのアプリが増えています。これらのアプリをうまく活用することで、睡眠の量や質を可視化し、改善することが容易となっています。
とはいいつつ、なんだかんだ大丈夫だろう、と思っちゃいますよね。
しかし、睡眠が心身の健康に大きく影響を与えているのも事実です。
花粉症による睡眠障害を放置すると、次のようなリスクにつながる可能性があります。
睡眠不足により、免疫力が低下し、花粉症の症状が悪化することがあります。また風邪などその他の疾患を引き起こすことにも繋がります。
睡眠不足により、ストレスが蓄積し、うつ病や不安障害などの心身の疾患を引き起こすことがあります。メンタルと睡眠不足の間には実はかなりの相関があることが様々な研究から明らかになっています。
睡眠は判断力や推察力、注意力など非常にたくさんの脳機能に影響を与えています。そうしたパフォーマンスが大きく低下することで、学業や仕事の進捗に無意識に大きな差をうんでしまいかねません。
多くの人が悩まされている花粉症。
花粉症による睡眠障害は、実はとても身近な問題であり、放置すると健康に悪影響を及ぼすことがあります。
知らず知らずのうちに大きなパフォーマンス低下を招いているのかも。
しかし、対応策も様々あります。自分に合った対策を取り入れ、ぜひ健康的な睡眠を心がけてみてください!
豊かで楽しい春をお過ごしいただけたら嬉しいです。
ご興味ある方は是非お気軽にご参加ください。