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NEWS

新着情報

2025/10/27
【出版】PHP研究所から出版した「睡眠戦略」台湾・中国に続き韓国でも出版
2025/10/27
【掲載】角谷リョウの記事がプレジデントオンラインに掲載。
2025/10/14
【掲載】文藝春秋11月号に角谷リョウの睡眠記事が掲載。

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私たちのサービス

パフォーマンスを向上させるライフマネジメントが可能になる。
独自設計されたプログラムを提供。

多様なライフワークに対応可能

多様なライフワークに対応可能

テレワーク、オフィスワーク、深夜勤務など、あらゆる働き方のライフスタイルに合わせて、個人の状態に適した支援。

がんばらなくていい

がんばらないから持続する

体験実践型のプログラムで意志力を使わずに(がんばらずに)生活習慣を楽しく改善できる。

効果は測定できる

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生活習慣の改善、それによるパフォーマンスの変化、独自のサーベイを用い測定可能。

SERVICE STEP
御社の課題や状況に合わせて施策設計から行動改善まで一気通貫のサポートが可能です。

高いストレスの数値改善

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高い睡眠の質改善

高い習慣継続率

VOICE

導入の声

セガサミーホールディングス様  「参加者の約75%から睡眠改善を実感しているとの反響」
十全化学株式会社様「社員が元気に働ける環境づくりのパートナー」
小林クリエイト株式会社様   「【睡眠】で健康になれることを全社的に知らしめてくれ年間1146名が参加」
株式会社ホロスプランニング様   「営業売上157%アップ!組織と個人を成長へと引き上げてくれる存在」
ユニファースト株式会社様     「健康経営をLifree株式会社の生活習慣改善プログラムと手厚い福利厚生で推進」
株式会社ヒューマングループ様  「健康経営ブライト500連続取得!従業員の健康スイッチをONにするLifreeの生活習慣改善プログラム」
 西日本電信電話株式会社様   「ハードワークな時期もストレス値54%減!受講後も自然に行動定着」
株式会社パーソル総合研究所様  「睡眠数値43%改善!時間が生まれ、朝からグッドコンディションで仕事開始!」
 損害保険ジャパン株式会社様  「睡眠リスク半減!プレゼンティイズム170万円改善」
株式会社サイバーエージェント様 「社員がこんなに積極的で50以上の質問が出たことに驚きました!」

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健康もウェルビーイングも重要なのに、“施策が機能しない”のはなぜか?

 

近年、多くの企業で「健康経営」や「ウェルビーイング経営」が注目されています。
しかし実際には、

  • 取り組んでも参加率が低い

  • ルーティン化して形骸化してしまう

  • 従業員のメンタル不調や離職が減らない

  • 施策の効果がどこに出ているか分からない
    …という課題を抱える企業が少なくありません。

 

 

これは“健康” と “ウェルビーイング” を別々のものとして捉えてしまうから起きる現象です。

食事や運動の施策をしたのにパフォーマンスが変わらない、
ウェルビーイングを掲げても心理的安全性が上がらない、
メンタル不調は増える一方…。

 

こうした背景には、
社員の「状態」が日々変化する時代に、施策が追いついていないことがあります。

だからこそ、
まずは 健康経営とウェルビーイニング経営の違いと、そのつながりを正しく理解すること が重要です。

 

健康経営とウェルビーイング経営の違い

● 健康経営とは

健康経営は、

従業員の心身・行動・働き方を総合的に管理し、不調を予防し、生産性を保つための取り組み

です。

 

 

ここで扱う領域は、

  • 身体的健康(不調・病気の予防)

  • メンタルヘルス

  • 長時間労働などの働き方

  • 健診・ストレスチェック

  • 職場環境

など、いわゆる「土台」の部分。

 

 

対象は全従業員ですが、その中でも
「リスク層(不調の兆しがある人)」のサポートが最も重要になります。

なぜなら健康経営は、企業としての義務的な側面も大きく、
従業員全員が“働ける状態を保つ”ための取り組みです。

 

● ウェルビーイング経営とは

ウェルビーイングは「幸福」と訳されることもありますが、
より本質的には、

従業員が“その時々の状況に合った良い状態でいられること”

を指します。

 

つまり、

  • 身体の状態

  • 心理・感情

  • 人間関係

  • 仕事の意味・キャリア

  • 家庭や生活との調和

などが、総合的に“よい状態で循環している”こと。

 

 

さらに重要なのは、
ウェルビーイングはゴールではなく、“変化に応じて更新され続ける状態”であるということ。

年齢、季節、ライフステージ、家庭状況で“良い状態”の条件は常に変わります。

企業の役割は、
その状態が持続しやすい“文化”や“環境”を育てることです。

 

企業が混乱する理由

健康・パフォーマンス・ウェルビーイングは、本来つながっている
健康経営とウェルビーイング経営を「別のもの」として扱ってしまう企業が多いのは事実です。

 

しかし、実際の現場ではこの2つは明確に分かれません。

● 健康の乱れはパフォーマンスに直結する

例:睡眠不足 → 集中力低下 → ミス増加 → 自己効力感の低下

● 人間関係のストレスは身体症状を引き起こす

例:チームの摩擦 → 胃痛・頭痛 → 欠勤・早退

● ライフステージの変化は働き方にも影響

育児・介護 → 睡眠不足 → 生産性の低下 → 感情の揺れ

このように、
健康・パフォーマンス・ウェルビーイングはそれぞれが繋がり存在しています。

だからこそ企業は、
それぞれを「点」ではなく「連動する層」として捉える必要があります。

 

 

3層モデルとは

現場の実態に合わせて、
企業の施策を以下の「3層」に整理しています。

 

● ① 健康(Health)=不調を減らす土台

例:

  • 健康診断

  • ストレスチェック

  • 長時間労働管理

  • 産業医・保健師によるフォロー

  • メンタル不調の予兆把握

 

● ② パフォーマンス(Performance)=日々の働く力

例:

  • 睡眠・疲労・集中力

  • 自律神経やメンタル状態の安定

  • 生活リズム

  • 季節・繁忙期のコンディション調整

 

● ③ ウェルビーイング(Well-being)=良い状態が続く文化

例:

  • 心理的安全性

  • チームの関係性

  • 1on1

  • 多様性理解

  • キャリアの意味づけ

 

この3層が循環するように設計すると、社員の安定と活力が同時に高まります。

 

①健康の層

義務と予防の領域/“最低限外せない土台”

企業がまず取り組むべきは、
従業員が「働ける状態」を守るための施策です。

● 健康診断・ストレスチェックの運用

  • 形だけで終わっている企業も多い

  • 再検査フォローが仕組化されていないケースも多い

● 長時間労働の管理

  • 管理職の意識差が大きく成果が出ない

  • 現場負担が偏るとメンタル不調の温床に

● ハイリスク層の早期発見

  • 健診データだけでは「睡眠・疲労・情緒不安定」は見えない

  • ストレスチェックも“年1回では遅すぎる”

 

 

ここで最近増えているのが、
不眠状態やメンタル初期サインを“早期発見→改善”までつなぐサーベイ
(※Lifreeとしても支援している領域です)

これにより、
“休職寸前”ではなく“初期段階で手を打つ”ことができるため、
企業のリスク管理としての価値が高い施策となっています。

 

②パフォーマンス層

最も参加率が高く、行動変化が起きやすい層
多くの企業が「健康経営=食事・運動」という施策を実施していますが、
実際の従業員アンケートでは、
最もニーズが高いのは“睡眠” であるケースが圧倒的です。

 

睡眠は、

  • 行動のハードルが低い

  • 朝の目覚めや日中の集中力に即効性がある

  • 全社員が関係する

  • 1日のスタートと終わりを変えるだけで変化が出る

  • 成果が見えやすい

という特徴があります。

 

さらに、経済産業省 の試算では、
睡眠不足による“個人の年間損失額は 32万4,000円”

つまり、1,000人企業なら、
年間 3億2,400万円の損失 に相当します。

 

この数字が示す通り、
睡眠は費用対効果が高く、最も改善しやすい“パフォーマンス施策” として注目されています。

特に、

  • 最新の睡眠の整え方

  • 多くの人が間違った疲労回復をしている事実
  • 季節ごとのコンディション対策

  • 忙しい社員でも取り組める「小さな整え習慣」

などのセミナーは参加率が高く、
企業側としても“成果が出やすい領域”です。
(Lifreeでもこの層は得意領域ですが、一般的にも非常に取り組みやすいテーマです。)

 

 

③ウェルビーイング層

“良い状態が続く文化”をつくる領域
ウェルビーイングは「福利厚生を増やすこと」ではありません。
また、「一度整えれば終わり」という固定したゴールでもありません。

本質的には、

従業員が“年齢・季節・ライフステージ・役割の変化”に合わせて、

自然と良い状態を維持できる“文化と関係性”を育てること。

環境が変化するたびに状態は揺れます。
だからこそ企業は、状態が揺れても戻せる文化 を育てる必要があります。

この層に関わる主な取り組みは以下の通りです。

 

● 心理的安全性の高いチームづくり

  • 意見が言いやすい

  • 失敗や不調を隠さなくてよい

  • 状態の揺れをチームで共有できる

  • 情報共有の透明性がある

心理的安全性は、ウェルビーイングの“土台の上の土台”です。

 

● 1on1・対話文化の質向上

1on1の本質は「管理職からの確認」ではなく、

  • 状態の理解

  • 価値観

  • キャリアの意味

  • 今のストレス要因

  • 家庭やライフステージとの両立

を丁寧に拾うことです。

企業の調査でも、
1on1の質が高いほど離職率は下がり、エンゲージメントが上がると報告されています。

 

● 多様なライフステージを前提にした文化づくり

従業員には、

  • 育児

  • 介護

  • 持病

  • 受験・進学

  • パートナーの働き方

  • 季節性の不調

  • 年齢によるコンディションの変化

など、「人生の揺れ」があります。

ウェルビーイングは、
こうした揺れを“個人の問題”にしない文化 の上に成立します。

 

● チームの関係性・役割の再定義

ウェルビーイングを“文化”と捉えると、
役割の明確化や期待値の共有が重要になります。

  • 何を期待されているか

  • どこまで裁量を持っていいか

  • どこに責任があるか

  • 困った時はどこに相談すればよいか

これらが曖昧なチームでは、
心理的安全性も成果も生まれません。

 

● 「助けを求められる文化」の醸成

ウェルビーイングの最終形は、
助けを求めることが当たり前の行動になる こと。

メンタル不調でも、育児の両立でも、睡眠不足でも。

「話してもいい」
「相談してもいい」
「理解してもらえる」

こうした空気感があるだけで、
状態が大きく変わる従業員は非常に多いです。

 

●管理職向けプログラムの重要性

ウェルビーイングは制度では作れず、
現場のマネジメントの言語と行動で作られます。

そのため、企業によっては

  • 状態の見立て方

  • 不調の初期サインの把握

  • 睡眠・疲労・メンタルの理解

  • 対話の仕方

  • フォローの仕組みづくり

などを管理職が学ぶことで、
文化醸成が一気に加速するケースが増えています。
(Lifreeでもこの領域のプログラムを提供していますが、一般的にも重要な領域です。)

 

では、自社はどこから着手すべきか?

“層別”の優先順位を決める実務的判断軸

健康経営もウェルビーイング経営も重要ですが、
企業の“今の状態”によって優先順位は変わります。

以下は、実際に人事担当者が使える判断基準です。

 

【優先順位の判断軸】

① 健康リスクが高い場合

(休職・長時間労働・メンタル不調が多い)

→ まず「健康層」から着手
→ データ可視化とハイリスクフォローを急ぐ

 

② 集中力(睡眠の質)低下・疲労感が広がっている

(離職ではないが、日常のパフォーマンスが落ちている)

→ 「パフォーマンス層」が最優先
→ 睡眠・疲労・生活リズム・季節対策が即効性あり

睡眠不足による個人損失(年間32.4万円)の影響が
企業全体に波及している可能性が高い。

 

③ 1on1が機能していない/人間関係の摩擦

(チームワークの低下、心理的安全性の欠如)

→ 「ウェルビーイング層」の文化づくりが必要
→ 管理職研修・対話・役割整理・価値観共有

 

④ ライフステージの偏り

(育児・介護が多い部署、若手・中堅のストレス増加など)

→ ②と③の複合施策
→ 状態を拾いながら文化として根づかせる

 

⑤ 季節性の不調が広がる

(梅雨・冬・夏の不調は企業全体に影響)

→ ②パフォーマンス層の“季節施策”が効果的

 

▶ 結論:

企業は“3層すべて必要”だが、
自社の状態に応じて着手する層を変えることが成功の鍵。

 

 

まとめ|健康経営は土台、パフォーマンスは橋渡し、

ウェルビーイングは“更新され続ける状態”

この記事では、

  • 健康経営とウェルビーイング経営の違い

  • 企業が迷いやすい理由

  • Lifree式3層モデル

  • 健康・パフォーマンス・ウェルビーイングの施策例

  • 着手すべき優先順位

  • 睡眠の経済損失(個人:年間32.4万円)

について解説してきました。

 

 

■ 最後に伝えたいこと

ウェルビーイングは、
“幸福”でも“福利厚生”でもありません。

変化し続けるライフステージの中で、

その人が良い状態になれる文化のこと。

健康経営はその土台をつくり、
パフォーマンス施策は日々の活力を整え、
ウェルビーイングはそれが持続する環境を育てます。

企業がこの3層を循環させることで、
従業員の状態も、組織のパフォーマンスも、
長期的に安定していきます。

そして、「睡眠」という誰もが関わるテーマは、
この3層をつなげる最も効果的な入口になります。

 

睡眠に困ったときは専門家に相談を

「仕事が忙しくて睡眠時間を確保できない」「寝ても疲れが取れない」という方は、
睡眠の専門家に相談することで解決策を見つけることができます。

Lifree株式会社では、ビジネスパーソン向けに
パフォーマンスを最大化するための睡眠改善プログラムを提供しています。

睡眠の質を高め、日中の生産性を向上させる具体的な方法を知りたい方は
ぜひLifree株式会社までお問い合わせください。

 

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