セルフマネジメント体験その1

セルフマネジメントを身体からサポートしている

身体マネジメントコーチの角谷リョウです。

 

昨夜はドラッカースクールの准教授のジェレミー・ハンターさんの

「セルフマネジメント」体験講座に行ってきました。

僕たちは

身体からセルフマネジメントをサポートする研修を行っていますが

今回のセルフマネジメント体験は

「マインドフルネス」という観点でも、とても学びが多かったのでシェアさせていただきます。

「音と感情はリンクしている」

セルフマネジメントセミナーの中で「マインドフルネス」を何回か行います。

その際、ある割合で「部屋のファンの音が気になる」

といった意見が出ます。

予備知識として、マインドフルネスには

1、自分が向けたいところに注意を向けるスキル
2、自分がどう感じているかを明確にできるスキル(抽象化)
3、自分の内側でおこっている経験をなすがままにできる能力

の3つのスキルがあります。

 

ファンが気になる人はこの1と3がうまくできていないといえます。

ではどうすればよいのか?

次にセルフマネジメントセミナーでは様々な「不快な音」をスピーカーから出していきます。

女の人の叫び声、歯医者さんの音、車のクラクション等々

そこで参加者は、マインドフルネスの1、2、3のスキルを使って自然体でいようとします。

このワークの終了後、みんなで感想をシェアするのですが

みんな違うことにリョウはビックリ!

 

ある人は歯医者で削られるイメージを歯医者になって削るイメージに置きかえて対処した。
ある人は音を波形に置き換えて対処した。
ある人は透明人間になって、車にひかれそうになるイメージから抜け出せた。

 

などなど、この短時間に参加者が、

「音によってイメージが沸き、感情が起こる」
「自分には反応しやすい音や苦手な音がある」
「それらの音で起こる不安や不快になるイメージは対処できる」
ということを経験できたのだ!
「音によってイメージが沸き、感情が起こる」
「自分には反応しやすい音や苦手な音がある」
「それらの音で起こる不安や不快になるイメージは対処できる」ということを経験できたのだ!

さらに勉強になったのは

今回は音だったが当然ながら「映像」だったり

「食事」だったりいろんなことでセルフマネジメントの能力(レジリエンス)が違うということ。

 

これは当たり前といえば当たり前なんだけど

人それぞれマネジメントレベルが違うだけでなく、同じ人でもジャンルによってマネジメントスキルに差があるということ。

これは僕も実際に講座で言ってるのだけど

もっと明確にしてもっと体験や数値化できると面白いと思う。

 

セルフマネジメントのスキルは

一人ひとり異なるパターン(自分だけの)を見つけて実際に

その事象が起きた時に再現できるか?が非常に重要と改めて感じました。

 

また、

セルフマネジメントの第1歩目はやはり

自分の身体を通じてマネジメントすることがステップとして入りやすいと

再認識できた貴重なセミナー体験でした。