こんにちは、毎日暑い日が続きますね。
「夜中に何度も目が覚めてしまう」
「朝すっきり起きられない」
「日中に集中力が続かない」
梅雨に入ってから、そんな不調を感じていませんか?
気圧の変化、湿度の上昇、寝苦しさ…この季節は、知らず知らずのうちに“睡眠の質”が低下し、
パフォーマンスに影響が出やすくなります。
今回は、働く人が明日から取り入れられる
「梅雨時期に睡眠の質を上げる具体策」を5つご紹介します。
睡眠改善の専門家として、多くの企業で社員の睡眠支援に関わってきた立場から
エビデンスと実体験をもとにお伝えします。
多くの方が寝室のエアコン設定に注目しますが、
実は梅雨の快眠において真に重要なのは「湿度の管理」です。
人は深部体温を下げることで入眠に向かいますが、
湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温調整がうまくいきません。
結果、寝つきが悪くなり、中途覚醒や浅い眠りの原因になります。
理想的な寝室環境は「温度24〜26℃、湿度50〜60%」です!
冷房で温度を下げすぎるよりも、
除湿モード+サーキュレーターで空気を循環させる方が、
心地よく眠れる湿度を保ちやすくなります。
特に、除湿モードは寝入り時に活用し
朝方にかけては自動運転に切り替えるのがおすすめですよ。
梅雨の夜は寝汗が増えます。
これは体温調整がうまくいかないだけでなく、「寝汗 → 冷え → 中途覚醒」という悪循環を引き起こします。
その対策として有効なのが、寝具やパジャマの素材の見直しです。
特におすすめなのは、
ガーゼ素材:通気性がよく肌に優しい
リネン(麻)素材:吸湿・速乾性が抜群で、肌離れが良い
綿100%のパイル地:汗を吸いながらもベタつかない
また、敷きパッドをタオル地や竹素材に変えることで、
背中のムレや冷えを防ぎ、中途覚醒を減らすことができます。
「パジャマを変えただけで寝汗が減った」という声も多く
コストパフォーマンスの高い改善策ですよ。
湿度が高い時期は「ぬるめ+短時間」の入浴が睡眠には最適(38〜40℃で15分)
湯上がり後すぐに冷房に当たると体温が急低下し、逆に寝つきが悪くなる
お風呂→軽いストレッチ→間接照明に切り替える…この流れをルーティン化
POINT: 寝る90分前の入浴で深部体温を上げ、自然な眠気を誘うのがコツ。
梅雨の曇天続きで「体内時計」がズレやすくなる
朝はカーテンを開けて自然光を浴び、夜はスマホより間接照明を
ノイズキャンセリングやホワイトノイズで“無意識のストレス”をブロック
POINT: 睡眠ホルモン「メラトニン」は光・音・温度に左右されます。
梅雨は気圧変化で交感神経が優位になり、浅い眠りが増える
就寝前にスマホや仕事のメールを見ると“脳が戦闘モード”に
アロマや深呼吸、瞑想など「切り替えの儀式」を習慣にするのが◎
POINT: 自律神経のスイッチを切り替えられる人ほど、深く眠れる。
仕事が忙しい時期こそ、「寝る時間は削っても仕方ない」と思ってしまいがち。
でも実際は、睡眠の質が1つ落ちるだけで、集中力・判断力・感情の安定性すべてが影響を受けます。
梅雨は、睡眠が乱れやすい季節です。
だからこそ、環境・行動・リカバリー習慣を少し整えるだけで「差」がつきます。
今すぐ何か一つでも取り入れて、「疲れが取れない梅雨」から「整った朝」にシフトしませんか?
「仕事が忙しくて睡眠時間を確保できない」「寝ても疲れが取れない」という方は、
睡眠の専門家に相談することで解決策を見つけることができます。
Lifree株式会社では、ビジネスパーソン向けに
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