皆さんこんにちは、睡眠の専門家Lifree株式会社の高橋です。
これまでNTTドコモやサイバーエージェントなど、
180社・10万人以上の睡眠改善をサポートしてきました。
現場で感じるのは、「睡眠研修こそ、外部が行うべき」ということです。
人事や健康推進担当の方が「睡眠施策を社内で実施できないか?」と考えるのは自然なことですが、
睡眠は他の健康施策とは異なり“非常にプライベートな部分”
今回は、外部を活用すると良い理由と、その効果を最大化するポイントをお伝えします。
睡眠に関する悩みは、「疲れが取れない」「寝つけない」「夜中に目が覚める」など、仕事や家庭、ストレスに深く関係しています。
しかし、こうした話題を会社内で打ち明けるのは心理的ハードルが高いのが現実です。
内部の担当者が実施すると、
「会社に“怠け者”と思われるのでは?」
「評価に影響するかも…」
「個人データを取られるのでは?」
という“管理される不安”が先に立ち、本音の悩みや生活習慣を話せません。
その結果、形だけの受講やアンケート回答に留まり、行動変容につながらないことが多いのです。
ストレスチェックも同じですね。。。。
② 睡眠は「個人の習慣」ではなく「行動変容」支援がカギ
Lifreeの現場でも、「聞いて終わり」のセミナーでは効果が出ないことを何度も見てきました。
重要なのは、受講後に“行動が変わる”仕組みを設計することです。
当社のプログラムでは、
セミナー→サーベイ→改善支援→効果測定のサイクルを設計し、
不眠スコア:平均50.6%改善
メンタル指標:36.5%改善
eNPS(従業員エンゲージメント):29.5%向上
といった成果を出しています。
このように、睡眠は「知る」ではなく「変わる」までを支援する領域。
社内だけでは難しい専門知識・データ分析・
行動心理アプローチが求められるため、外部専門家の関与が効果を左右します。
③ 外部研修にすることで得られる3つの効果
第三者が実施することで「守られている感覚」が生まれ、参加者が正直に悩みを話しやすくなります。
これはメンタル施策でも同様で、ストレスチェック面談でも高ストレス者の6割が拒否しているという調査もあるほど。
“誰に話すか”が、参加率と改善率を大きく左右します。
睡眠改善は、健康意識が高くない人にも取り組みやすい施策です。
運動や食事制限と違い、我慢も根性もいらない。
「睡眠」は誰もが毎日している行為だからこそ、ハードルが低く全社員に波及しやすいのです。
外部講師が入ることで、サーベイデータや改善効果を数値化して経営層に報告できます。
「やって終わり」ではなく、「どう改善したか」を示せるため、健康経営や人的資本開示にも活用可能です。
(Lifreeではプレゼンティイズムの金額換算も対応し、1人あたり年間178万円の改善事例もあります)
ある企業では、当初は「社内でやります」と睡眠研修を企画されていました。
しかし、実際に私たちが外部講師として入ると、社員が一気に表情を変え、
「会社の評価が怖くて言えなかったけど、最近全然寝られなくて…」と本音が出てきたのです。
そこから従業員の働き方を考慮した課題に合わせたサポートを設計した結果、
半年で睡眠スコアは大幅に改善し、社内の雰囲気やコミュニケーションまで前向きに変化しました。
このように、外部が入ることで
“本音が引き出される→行動が変わる→職場が変わる”という流れが生まれます。
内部でできること、外部だからできることは明確に違います。
特に睡眠のように“個人の深層心理と生活習慣”に関わるテーマは、
外部専門家の「中立性」と「信頼性」こそが行動変容の起点です。
そしてその変化をデータで可視化し、
経営・人事・現場が一体になって健康経営を進めることが、これからの人的資本経営時代に求められます。
「仕事が忙しくて睡眠時間を確保できない」「寝ても疲れが取れない」という方は、
睡眠の専門家に相談することで解決策を見つけることができます。
Lifree株式会社では、ビジネスパーソン向けに
パフォーマンスを最大化するための睡眠改善プログラムを提供しています。
睡眠の質を高め、日中の生産性を向上させる具体的な方法を知りたい方は
ぜひLifree株式会社までお問い合わせください。