睡眠セミナーは外部に任せる?人事が見落としがちな「信頼と行動」の壁

皆さんこんにちは、睡眠の専門家Lifree株式会社の高橋です。



これまでNTTドコモやサイバーエージェントなど、
180社・10万人以上の睡眠改善をサポートしてきました。

 

現場で感じるのは、「睡眠研修こそ、外部が行うべき」ということです。

 

人事や健康推進担当の方が「睡眠施策を社内で実施できないか?」と考えるのは自然なことですが、
睡眠は他の健康施策とは異なり“非常にプライベートな部分”



今回は、外部を活用すると良い理由と、その効果を最大化するポイントをお伝えします。

 

 

① なぜ内部研修では「本音」が出てこないのか

睡眠に関する悩みは、「疲れが取れない」「寝つけない」「夜中に目が覚める」など、仕事や家庭、ストレスに深く関係しています。

しかし、こうした話題を会社内で打ち明けるのは心理的ハードルが高いのが現実です。

 

内部の担当者が実施すると、

その結果、形だけの受講やアンケート回答に留まり、行動変容につながらないことが多いのです。
ストレスチェックも同じですね。。。。

② 睡眠は「個人の習慣」ではなく「行動変容」支援がカギ

Lifreeの現場でも、「聞いて終わり」のセミナーでは効果が出ないことを何度も見てきました。

重要なのは、受講後に“行動が変わる”仕組みを設計することです。

 

当社のプログラムでは、
セミナー→サーベイ→改善支援→効果測定のサイクルを設計し、

 

 

このように、睡眠は「知る」ではなく「変わる」までを支援する領域。

社内だけでは難しい専門知識・データ分析・
行動心理アプローチ
が求められるため、外部専門家の関与が効果を左右します。

③ 外部研修にすることで得られる3つの効果

 

1. 安心して話せる「心理的安全性」

第三者が実施することで「守られている感覚」が生まれ、参加者が正直に悩みを話しやすくなります。

これはメンタル施策でも同様で、ストレスチェック面談でも高ストレス者の6割が拒否しているという調査もあるほど。

“誰に話すか”が、参加率と改善率を大きく左右します。

 

2. 社内では見えない「隠れ不調層」に届く

睡眠改善は、健康意識が高くない人にも取り組みやすい施策です。

運動や食事制限と違い、我慢も根性もいらない。

「睡眠」は誰もが毎日している行為だからこそ、ハードルが低く全社員に波及しやすいのです。

 

3. 客観的な効果測定と報告ができる

外部講師が入ることで、サーベイデータや改善効果を数値化して経営層に報告できます。

「やって終わり」ではなく、「どう改善したか」を示せるため、健康経営や人的資本開示にも活用可能です。

(Lifreeではプレゼンティイズムの金額換算も対応し、1人あたり年間178万円の改善事例もあります)

 

 

④ Lifreeでの実感 ― 「外部だからこそ起きた変化」

ある企業では、当初は「社内でやります」と睡眠研修を企画されていました。

しかし、実際に私たちが外部講師として入ると、社員が一気に表情を変え、

「会社の評価が怖くて言えなかったけど、最近全然寝られなくて…」と本音が出てきたのです。

 

そこから従業員の働き方を考慮した課題に合わせたサポートを設計した結果、

半年で睡眠スコアは大幅に改善し、社内の雰囲気やコミュニケーションまで前向きに変化しました。

 

このように、外部が入ることで
“本音が引き出される→行動が変わる→職場が変わる”という流れが生まれます。

 

 

⑤ まとめ:「信頼・変化・可視化」が揃ってこそ睡眠セミナーは成功する

内部でできること、外部だからできることは明確に違います。

特に睡眠のように“個人の深層心理と生活習慣”に関わるテーマは、

外部専門家の「中立性」と「信頼性」こそが行動変容の起点です。

そしてその変化をデータで可視化し、
経営・人事・現場が一体になって健康経営を進めることが、これからの人的資本経営時代に求められます。

 

 

睡眠に困ったときは専門家に相談を

「仕事が忙しくて睡眠時間を確保できない」「寝ても疲れが取れない」という方は、
睡眠の専門家に相談することで解決策を見つけることができます。

Lifree株式会社では、ビジネスパーソン向けに
パフォーマンスを最大化するための睡眠改善プログラムを提供しています。

睡眠の質を高め、日中の生産性を向上させる具体的な方法を知りたい方は
ぜひLifree株式会社までお問い合わせください。

 

▶︎個人向け睡眠セミナーはこちら

投稿者プロフィール