【睡眠改善によるコンディション・パフォーマンスの向上】

こんにちは!

最近ところどころで叫ばれるようになった働きにおける睡眠の重要性。

寝不足の時に頭がうまく働かない、なんとなくイライラしやすい、などの経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

睡眠は文字通り、日々の生活のWell-Being(よりよい状態)やWell-Doing(よりよい行動)に深く関わっています!

つまりよりよく眠ることは、私たちの健康と幸福の重要なエッセンスなのです。

今回は睡眠と覚醒時のパフォーマンスやコンディションの繋がりに関して、いくつかの研究を参照しながら幅広く迫って行きたいと思います。

 

そこで実は少しずつホットになってきている睡眠研究。

十分な睡眠をとることで、生産性やパフォーマンスの向上につながることが近年の研究によって次々と示されています。

それでは、睡眠改善の生産性やパフォーマンスに関する効果についての研究を紹介していきます。

 

睡眠と学習

十分かつ適切な睡眠は学習と記憶に重要な役割を果たします。

2005年に行われた研究では、睡眠中に学習した情報を保持するために必要な神経回路が形成されることが示されています(Stickgold & Walker, 2005)。

記憶の定着に睡眠は必須であるので、テスト勉強には徹夜の詰め込みではなく、学習と睡眠のサイクルをしっかり回していくことが効果的なようですね。

逆に言えば、睡眠不足は学習能力の低下につながるというのも間違いないようです(Van Dongen, Maislin, Mullington, & Dinges, 2003)。

 

睡眠と生産性

睡眠は、働く上での生産性に直接的な影響を与えます。

睡眠不足は、認知能力や判断力の低下、反応時間の遅延、ミスの増加、ストレスレベルの上昇など、生産性を低下させる要因となることが明らかになっています(Banks & Dinges, 2007)。

非常にたくさんの項目との相関があることに驚かされます。

うまく頭をつかい、Well-Doingを生み出し続けるにはやはり睡眠が重要であるようですね。

 

睡眠と健康

十分な睡眠は、体調や免疫力を維持するためにも重要です。

研究によれば、睡眠不足は、糖尿病や心臓病、肥満、うつ病、不安症などの疾患のリスクを高めることが示されています(Cappuccio, Cooper, D’Elia, Strazzullo, & Miller, 2011)。

特に、身体的な疾病や障害のリスクはもちろん、精神的な不調にも睡眠は大きく作用しています。

睡眠障害とうつ症状との関連性は複数の研究において指摘されており、睡眠障害の早期改善はメンタル不調の芽を摘みとる意味でも重要な意義を持っています。

 

以上のように、十分な睡眠をとることは、学習能力、生産性、健康維持、他にも様々な領域に大切な役割を果たしています。

自らの睡眠に意識的になり、その取り組むことは、私たちのコンディションを整え、日々のパフォーマンスを向上させるために必要不可欠であるのです。

もしもあなたが今、なんとなくうまくいかない、本来の力が十分発揮できていないと感じたりしているならば、睡眠を改善してみる、そんなところに豊かさの糸口があるのかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!






参考文献:

 

Banks, S., & Dinges, D. F. (2007). Behavioral and physiological consequences of sleep restriction. Journal of clinical sleep medicine, 3(5), 519-528.

 

Cappuccio, F. P., Cooper, D., D’Elia, L., Strazzullo, P., & Miller, M. A. (2011). Sleep duration predicts cardiovascular outcomes: a systematic review and meta-analysis of prospective studies. European Heart Journal, 32(12), 1484-1492.

 

National Sleep Foundation. (2021). How to sleep better. Retrieved from https://www.sleepfoundation.org/articles/how-sleep-better

 

Stickgold, R., & Walker, M. P. (2005). Sleep-dependent memory consolidation and reconsolidation. Sleep Medicine, 6(5), 341-347.

 

Van Dongen, H. P., Maislin, G., Mullington, J. M., & Dinges, D. F. (2003). The cumulative cost of additional wakefulness: dose-response effects on neurobehavioral functions and sleep physiology from chronic sleep restriction and total sleep deprivation. Sleep, 26(2), 117-126.

 

 

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