みなさんこんにちは!
睡眠の専門家Lifreeの高橋です。
突然ですが、みなさんは「健康経営」や「睡眠改善」などのワードを耳にしたことはありますか?
どちらも現代の「働く」ということに対する価値観の変容から少しずつ注目され始めている考え方で、
経営陣たちの中には従業員の健康や職場環境の整備に意識的な方々が増えてきています。
現在では、日本企業においても、この「健康経営」にまつわる取り組みが広がっています。
その中でも、従業員の心身の健康やパフォーマンスを「睡眠」というアプローチから考える取り組みが睡眠改善です。
実はこの睡眠改善が今、そしてこれからホットな領域であるのです!
小さな取り組みとして、ストレスチェックや健康診断で、睡眠状態のチェックを行うことも増えていきました。
これらに加え、すでに一部の大手企業では、睡眠改善のために、従業員に対して睡眠時間を確保するための研修やセミナーを実施するなどの取り組みが行われています。
今回の記事は、そんな古今東西の睡眠改善の事例をいくつか紹介したいと思います。
【国内事例】
■ トヨタ自動車株式会社
トヨタ自動車は、健康経営の取り組みとして、従業員の睡眠改善に注力しています。自社の寮や宿泊施設において、快眠を促す設備や環境を整えたり、睡眠に関する研修を実施するなどの取り組みを行っています。
■ ソニー株式会社
ソニーは、健康経営の一環として、従業員の健康管理やストレスマネジメントに取り組んでいます。睡眠改善に関しても、睡眠時の環境整備や睡眠の質を向上させるための研修などを実施しています。
■ 日本マクドナルド株式会社
日本マクドナルドは、店舗従業員向けに「睡眠研修」を実施しています。従業員が良質な睡眠をとることで、健康に貢献するとともに、サービスの質の向上にもつながると考えています。
【海外事例】
Googleは、従業員の睡眠改善に注力しており、従業員に対しては、睡眠に関する講座や研修を実施しています。また、オフィス内には、休憩スペースや快眠スペースが設置されており、従業員のリフレッシュにも配慮しています。
■ フォード・モーター
フォード・モーターは、従業員の睡眠改善に取り組むために、睡眠障害のスクリーニングや、睡眠に関するコーチングを提供しています。また、従業員がリフレッシュできるよう、仮眠室を設置するなどの取り組みも行っています。
■ マッキンゼー・アンド・カンパニー
コンサルティングファームのマッキンゼー・アンド・カンパニーは、健康経営の一環として、従業員の健康やストレス管理に注力しており、睡眠改善にも力を入れています。具体的には、従業員に対して睡眠の重要性を啓発するためのプログラムや、睡眠環境の改善に関するコンサルティングを提供するなどの取り組みを行っています。
■ アップル
アップルは、従業員の健康と生産性を向上させるために、睡眠改善に取り組んでいます。具体的には、オフィス内にはリラックスできるスペースや睡眠スペースが設置されており、従業員の快適な睡眠環境を整えるようにしています。
■ ジョンソン・エンド・ジョンソン
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、従業員の健康経営に力を入れており、睡眠改善にも取り組んでいます。具体的には、睡眠障害を抱える従業員に対して、カウンセリングや専門家のサポートを提供するプログラムを実施しています。
以上のように、かの名だたる大企業たちが睡眠改善に力を入れ始めているんです。
海外では大小様々な多くの企業が実施しており、日本でも少しずつその波が訪れています。
企業が従業員に対して情報提供やアドバイスを行うことで、睡眠改善に取り組むよう促す取り組みが増えました。
また睡眠改善に関する情報やノウハウが、書籍やインターネットなどで広く公開されるようにもなりました。
そして睡眠不足は健康に悪影響を与えるだけでなく、生産性やパフォーマンスにも悪影響を与えることが多くの研究から明らかになっています。
従業員の心身と健康と生産性を向上させるために、睡眠改善がマストであることはもはや新しい常識ではありません。
これまであまり注目されてこなかった「睡眠」という可能性に秘められた経営上の可能性が少しずつ花開きはじめているのかも知れません。
ただし、現実として、睡眠改善に対する意識はまだまだ低く、企業の取り組みも限られていると言えます。
そこでその睡眠の重要性を伝え、個人や企業全体の睡眠や健康(経営)をサポートし、そのつながりを社会全体へ広げていくことが、我々Lifreeのミッションであると考えています。
働きにおけるWell-Beingを実現し、心身ともに豊かに生きるために、ぜひ睡眠に興味を持っていただけたら嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ご興味ある方は是非お気軽にご参加ください。