「寝たはずなのに疲れが取れない」
「朝起きても頭がぼーっとしてやる気が出ない」
そんなふうに感じている方、実は“睡眠時間”よりも“睡眠の質”に目を向けることが大切です。
しかも、睡眠の質を上げる方法は、難しくも高価でもありません。
たった3分でできる習慣で、ぐっすり眠れる体をつくることができるんです。
今回は、睡眠の専門家としての視点から、
今夜から実践できる「簡単だけど効果のある快眠テクニック」を3つご紹介します。
1日の終わり、あなたの脳はまだ“仕事モード”のままかもしれません。
そこで必要なのが「おやすみスイッチ」を入れるための“リセット習慣”です!
ついついベッドでスマホを見ていませんか?
実はスマホのブルーライトは、脳を覚醒させてしまう原因のひとつ。
スマホを置いて1分間、深く呼吸をしてみてください。
吸って吐くリズムを整えることで、自律神経が副交感神経優位に切り替わり、眠りに向かう準備が整います。
リビングや洗面所が白色のままだと、脳は昼間と勘違いしてしまいます。
オレンジ系の間接照明に変えるだけで、眠気を誘うホルモン「メラトニン」の分泌がスムーズに。
歯磨き→軽いストレッチ→布団に入る、などの流れを毎晩繰り返すと、体と脳が「この流れがきたら寝る時間だ」と認識しやすくなります。
赤ちゃんに寝かしつけのルーティンがあるように、大人にも“寝る儀式”は効果的です。
食べる内容・タイミングによって、眠りの質は大きく変わります。
実は、快眠には“ホルモン”の力が欠かせないのです。
メラトニンの原料となるのが、アミノ酸の一種「トリプトファン」。
バナナ・豆腐・牛乳・チーズ・納豆などに多く含まれていて、リラックスにも効果があります。
夕食や寝る前の軽いスナックに取り入れると◎。
胃が働いている間は、体も“活動モード”のまま。
食事のタイミングが遅いと、睡眠が浅くなったり、寝つきが悪くなることも。
できれば就寝の2〜3時間前までには食事を済ませましょう。
夜のコーヒーやお酒、つい飲みたくなりますが…要注意!
カフェインは脳を覚醒させ、アルコールは眠りを浅くし、途中覚醒を招きやすい飲み物です。
水かハーブティーなどのノンカフェインがおすすめ。
「快眠」は夜だけの問題ではなく、“朝の過ごし方”が大きく影響しています。
朝の習慣が1日のリズムを決め、夜のスムーズな入眠へとつながるのです。
カーテンを開けて、ベランダに出るだけでもOK。
朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、「メラトニン(眠りのホルモン)」が約15〜16時間後に分泌されるスケジュールに切り替わります。
つまり、朝に光を浴びると、夜に自然と眠くなる体ができるのです。
散歩やストレッチなど軽めの運動は、血流を促し、脳をシャキッと起こしてくれます。
朝にしっかり目が覚めていれば、日中も活力が出て、夜にはしっかり疲れて眠れるという自然なリズムが整います。
起きたばかりの体に栄養を入れると、内臓が目を覚まし、1日のスタートを切る準備が整います。
朝食を抜くと体内リズムが乱れ、夜の睡眠にも悪影響が出ることも。
「ちゃんと眠れていない気がする」
「毎日疲れが残る」
そんな状態が続くと、心も体も知らず知らずのうちにダメージを受けています。
でも、逆に言えば――
今夜のたった3分の行動が、明日のあなたの元気を作るんです。
まずは、できることからで大丈夫。
「寝る前の深呼吸」「夜の照明を変える」「朝日を浴びる」この3つのうち、どれか1つでも始めてみましょう。
「仕事が忙しくて睡眠時間を確保できない」「寝ても疲れが取れない」という方は、
睡眠の専門家に相談することで解決策を見つけることができます。
Lifree株式会社では、ビジネスパーソン向けに
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