そんな不安を抱えている方、多いのではないでしょうか?
「やっぱり22時に寝ないとダメ?」
「0時過ぎると成長ホルモンが出ない?」
「仕事や家事が終わるのが遅いから無理なんだけど…」
結論から言えば、「何時に寝るか」はそこまで重要ではありません。
ただし、夜ふかしが常態化している人にありがちな“落とし穴”もあるんです。
今回は、「寝る時間と睡眠の質」の関係をわかりやすく解説しながら
夜型生活でもぐっすり眠るコツをご紹介します。
睡眠の研究では、「何時間寝たか」よりも「どんな質の睡眠だったか」が重視されています。
そのため、0時に寝ようが、22時に寝ようが
“深い睡眠”がしっかりとれていれば問題はありません。
実際、交代勤務の人や海外在住の人など、生活リズムが異なる人々も
十分な睡眠の質を確保すれば健康に暮らせています。
ではなぜ「早く寝たほうがいい」と言われがちなのでしょうか?
夜ふかしにありがちな“3つの落とし穴”
0時を過ぎると、ついついスマホやテレビを見続けてしまったり、お腹が空いて夜食を食べてしまったり…。
入眠前の習慣が乱れやすくなることで、睡眠の質が下がることがよくあります。
☑ 寝る直前まで強い光(スマホ・PC)を浴びていませんか?
☑ 遅い時間にカフェインや糖質をとっていませんか?
こうした習慣は、“いつ寝るか”以上に、睡眠の質に大きく影響します。
私たちの体には“サーカディアンリズム(概日リズム)”という、約24時間の生体リズムがあります。
0時以降に毎晩寝ていると、朝の目覚めがズルズル遅くなり、昼間のパフォーマンスが落ちやすくなることも。
特に週末に寝だめをしてしまうと「社会的時差ボケ」が起こり、月曜日がつらく感じやすくなります。
3. 生活全体が“夜型”に引っ張られる
夜に寝る時間が遅いと、朝の光を浴びるタイミングもズレがちです。
朝日を浴びることは、体内時計のリセット、セロトニンの分泌、夜のメラトニン分泌にも関わるため、
夜型生活が続くと、自律神経やホルモンバランスが乱れ、メンタルの不調や疲労感が強まりやすくなります。
夜型でも大丈夫!睡眠の質を保つための5つの工夫
寝る時間が遅くても、「質」を意識すればぐっすり眠れます。
以下のポイントを取り入れて、0時以降でも“整った眠り”を目指しましょう。
→ 入眠をスムーズにし、深い眠りに入りやすくなります。
→ ブルーライトはメラトニン(眠気ホルモン)の分泌を抑制します。
→ 光の量が減ることで、体が自然と“夜モード”に切り替わります。
→ コーヒーや緑茶は寝つきを悪くする原因に。
→ 体内時計をリセットし、夜も自然と眠くなります。
まとめ|「寝る時間」より「整ったルーティン」が大切
寝る時間が0時〜1時でも、睡眠の質が高ければOK
ただし、夜ふかしにより入眠前の行動が乱れやすく、質が落ちることがある
睡眠の質は「何時に寝るか」より「どんな環境とルーティンで眠るか」がカギ
朝起きたときにスッキリしているか?が、あなたのベストな睡眠の指標
「仕事が忙しくて睡眠時間を確保できない」「寝ても疲れが取れない」という方は、
睡眠の専門家に相談することで解決策を見つけることができます。
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