元様:元々、興味があったのもありますが、弊社代表の藤田が「少し昼寝すると午後の生産性が上がる」という発言をしていたり、自部署が「健康推進室」ということもあり、働く社員の皆さんが「心身ともに健康に」いられるようにいろいろな施策を打っている中で「睡眠の質」も非常に重要なポイントだと感じていました。ただ、その「睡眠の質」に関して施策がなかなか打てていない現状があり、今回「睡眠」のプロフェッショナルであるライフリーさんのお話を聞いて、このセミナーを実施することで、受講者の社員の皆さんに何か、新しい知恵としての武器を渡せたらと思い、実施しました。
明確に「睡眠」が課題だ!とわかっていたわけではないですが、生活環境を整えることや、体調を整えることには注目していて、「腰痛セミナー」などは半期前から導入し始めました。これまでは割とベーシックな健康施策である、健康診断・予防接種・感染症対策などを実施しており、加えて、産業医の先生なども交え、面談を密に実施しています。面談は月間200回ほど実施しており、年間に換算すると2400回以上実施しています。その内容から課題を吸い上げ、組織内の関係性や個人のパフォーマンスの改善のために健康推進室が介入するということをやってます。全体の取り組みの中でのアプローチの一つとして健康や生活環境の整備があるという感じです。
またGeppoという仕組みも導入しており、毎月アンケートも実施しています。社員の一人一人がその時の個人と組織の状態を天気の雨・曇り・晴れで表せるようになっていて、介入ポイントになっています。健康推進室が部門を横断し、社員の「心身ともに健康な状態」をサポートする細かな施策がたくさんあります。また働き方改革の文脈で作業時間に対して効率を上げていくことを推進しているのですが、個人の健康に対する施策をできていなかったので、導入しました。
ただ、全社の平均年齢が30代で比較的若めなこともあり、意識が健康に向かない方もいるので、そういった方への啓蒙の意味もあるかなと思っています。
様々なIT企業でも「肩こりセミナー」や「Yoga」を実施するなど健康施策を目を向けていますが、中でも「睡眠」は気になっている企業が多いと思います。
しっかり眠れて「睡眠の質」が上がることで気分が良く働けたり、パフォーマンスが上がったりというのはどなたも感じられるところだと思います。1日単位ではなく、それが1ヶ月30日と続いていくことで差が出てくると考えています。