また、受講率を上げるため、前例のないことに挑戦いただいたこともあり、Lifreeさんのチャレンジ精神、パワーを感じます。あれこれと当社がお願いしてしまったことを実現してくださり、本当にありがとうございました。
受講前に、グループ会社4社全体1,459人を対象に健康サーベイを実施しました。 この時点で、1,459人中1,288人、約88%から回答が得られました。
実施したWebセミナーにも、約500人が参加しました。運動や食事をテーマにした過去のセミナーと比較すると、10倍以上の参加人数です。
これまでの運動や食事に関するセミナーは、「運動しなさい」、「食べなさい」あるいは「食べてはいけません」など、受講者に強いるのに対して「睡眠」はどんな健康状態の方でも毎日習慣として元々行っているものです。
その習慣を改善するサポートなので、毎日の生活の中に簡単に取り入れやすい。運動や食事に関する改善は一過性のものにとどまってしまうという点も課題でしたが、睡眠に関する改善は、簡単に取り組みやすく、継続しやすいと感じました。
実際、サーベイ回答率やセミナー参加率を見ても、従業員の関心が高かったことが分かります。
セミナー実施後のアンケートでも、265人から回答を得ることができました。 中でも、265人中74%にのぼる196人が「何らかの改善を実施した」と回答していて、ここでも睡眠に対する意識の高さを実感しました。
また、Lifreeさんは、不眠とメンタル不調との相関性が高いというエビデンスを基にプログラムを構築されています。本セミナー自体は、衛生部会で取り組む健康改善の一環として導入したものでしたが、波及効果として、総務人事部で管轄しているメンタル不調者を減らせる可能性にも着目しています。