みなさんこんにちは!
さっそくですが、みなさんは「あくび」を説明してください、
と問われたらどのように答えますか?
ちなみに漢字で書くと「欠伸」であり、もちろんそれは
寝起きや眠気を感じた時に大きく口を開けて空気を吸い込むアレ、
のことではあるのですが、
いざ説明しようとしてみると、なんかすごく当たり前のことで、不思議なもののように感じられますよね。
ただその特殊な呼吸が、「眠る」ということとなんとなく結びついているのは想像に易いことだと思います。
そこで今回は、
なぜ我々の体はあくびなる行為を自然と行ってしまうのか、
そんな身近な不思議に関して考えてみようと思います!
実は、あくびが起こる理由とその効果に関しては確固たる定説はなく、
現在でも非常に謎が多く残ったままなんです。
一般的には酸素を多く取り入れる、などと言われることもありますが、実は酸素の供給量にそんなに違いはないとか。
そんな複雑な議論の中でも、今回はいくつか支持されている説を以下に少し上げてみたいと思います。
脳の覚醒
あくびが最も出やすい場面といえば、疲労や眠気、あるいは退屈を感じたときなどの脳活動が停滞している時ではないでしょうか。研究者の間では、そんな時にあくびが脳の血流増加、活性化を促し、眠気を覚ます効果があるとされています。
リラックス効果
一方であくびは覚醒から睡眠へ移る場面でも出てきますし、ストレスや緊張などの心理的な要因があくびの発生に関与している可能性もあります。あくびは脳の興奮と緩和を調整する役割を果たしているとも言われており、ストレスの解消に関連していると考えられています。
どうやらあくびの主な役割は、覚醒と睡眠、緊張とリラックスの間で脳の状態を切り替えるアシストであるようです。
社交的な意味合い
それだけでなく、あくびは人間の社交的な行動の一部としても知られています。あくびを見せることで、周囲の人に眠気や疲労の兆候を示し、共感にもにたコミュニケーションを生み出すことがあります。人があくびをしてると自然と自分もしてしまう、みたいな経験が誰でもあるのではないでしょうか?
もちろん、あくびが常にこれらの要因によって引き起こされるわけではなく、それは個人によって異なる場合がありますが、
どうやら、こうしたさまざまな要因が組み合わさってあくびは出てくるようです。
ではもう少し、睡眠や休息と関連させてあくびを掘り下げてみようと思います。例えば、あくびが多く出てしまうことは何を意味するのか。
睡眠不足・休息不足
言わずもがな、睡眠不足や過度の緊張状態などで、脳が休息を必要としている場合があります。
眠気は疲労の一つの兆候です。疲労が蓄積すると、脳は休息を必要として眠気を引き起こします。
日常的にあくびが気になる人は、意識的に休息を心がけたり、昼寝をするなどの工夫をしてみるといいかもしれません。
自然な睡眠リズム
一方で、あくびは自然に出てしまうものでもあります。
これは人間の自然な睡眠リズムに関連しており、体内時計によって調整される睡眠-覚醒サイクルの一部として、朝起きた直後や夜寝る前などの特定の時間帯にあくびがよく起こります。
したがって朝晩のあくびは、身体を覚醒状態と睡眠の状態の間で移行させるための行動であり、当たり前の反応だと言えます。
なんらかの病気
特に眠くもないのに頻繁にあくびが出る場合は、病気の可能性に注意する必要があるかもしれません。
最悪の場合では、脳梗塞や脳腫瘍などから影響を受けている場合もあります。
他にも、貧血や低血圧、狭心症などにつながっていることも。
もし、日中のあくびが過度に慢性的に続いたり、他のなんらかの身体不調と一緒に現れた場合は、一度医師に相談することをおすすめします。
いかがだったでしょうか!
睡眠と覚醒に関係していると思われるあくびですが、考えてみると意外と知らないことだらけ。
無意識に行なっている行動にもやはりなんらかの機能が備わっているんですね。
みなさんのあくびはどうですか?
これを機に、ぜひ改めて睡眠や休息を見つめなおしていただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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