会社が健康的な風土になるには
「まず経営者や管理者層が変わらなければいけないということはあるでしょう。
とはいえ、よく経営層がト ライアスロンなどを趣味で行ってい る場合がありますが、
多くの従業員 にとって、そうした取り組みはやや『遠い』もの。
かといって、『では、歩数計を従業員全員にもた せよう』といった施策も
一部の従業 員にしか響かず、強制しても多くはそれほど積極的には取り組みません」
多くの従業員が主体性をもって健康づくりに取り組み
それによって従業員が無理なく、楽しく身体(人生)づくりに取り組めるような施策を取り入れること
さらには、経営者や管理者 層を含めた上司は
部下のアクセプ タンスを引き出せるように普段から共感や思いやりをもって接し
信頼感を醸成していることが大事といえるのではなかろうかと考えています。
従業員が主体性を発揮するには
何かを半強制的にやらせ、機能的な価値を無理やり提供しようとするような取り組みでは、
従業員の情緒面で主体性が発 揮しにくく
やがて燃え尽きる結果になりやすいと考えています。
重要なアプローチは、常識に全社員を当てはめず
「目標重視、参加重視」 ではなく「、プロセス重視、定着重視」。
「安全に、安心して、自分事として 意思決定して、取り組んでいけるようにすることが
最も大切にすることではないか」と、これまで13年以上身体・健康の分野から見て実践し感じていることです。